しつもん×探究トークvol.15
<ゲスト講師> 小野寺愛さん(一般社団法人そっか共同代表)
受講料:1,000円 →特別無料
しつもん財団では、2013年〜毎年夏休みに
学校の先生をご招待した「しつもん力研修」を行ってきました。
コロナ禍前の2019年は全国7カ所にて開催し、
300校以上の先生方が受講されました。
質問や発問という言葉の印象は、
相手への問いかけにフォーカスしがちかもしれません。
「しつもん力研修」では、
相手に問いかけるというコミュニケーションだけではなく、
自分自身に問いかけることを中心に行ってきました。
「自分と対話すること」を大切にしています。
2020年〜
対面の研修をいったんお休みして
オンライン対談
「しつもん×探究トーク」をスタート。
ゲスト講師の方をお迎えし、
いくつかのしつもんを投げかけながら対話する時間です。
時おり参加者の皆さんにも問いかけながら、
インタラクティブで創発的な場を目指しています。
その時に交わされるやり取りから
自分自身の課題へのヒントを得ていただき、
独自の創造性を生み出す問いを立て、
それぞれの現場に生かしてもらいたいと考えています。
現場で子どもたちに関わる先生はもちろん、
教育に関わるみなさまを無料でご招待しています。
しつもん×探究
新しい学習指導要領で注目されている「探究学習」は、
科目を超え、総合的で横断的な力を養う力を育てると記載されています。
学校で学んだことを
生きる力へとつなぐためのリアルな教育。
一人ひとりの主体性や問題意識を引き出すことも
大切な出発点となりそうです。
先生から子どもたちへの問いかけを通して、
好奇心や探究心、
何より「〜したい!」という希望が生まれ、
さらには、子どもたちが自ら
「問いを立てる力」を身につけられる環境へ
そんな先生と生徒の関わりが実現する未来を
私たちはイメージしています。
当日の流れを大切にしながら対話を深めていきますので、
非構成な場に起こるライブ感もお楽しみください。
また、皆さんに投げかける「しつもん」を通して
ご自身との対話の時間もお届けできたらと思っております。
探究型の学びの場をつくるために、
私たち大人にはどんな関わりが必要なのでしょう。
参加者のみなさんがそれぞれに、
「自分なりの答え」を探究するプロセスを
ご一緒させていただけたら嬉しいです。
『世界の問題の解決策は、すべてローカルな活動だった』
今回のゲスト講師は、
小野寺愛さんをお迎えします!
地元の逗子を拠点に
地縁コミュニティーを育み、
海と森で、大人も子どもも一緒に
「食べて、作って、遊ぶ」
そんな教育活動を
積極的に取り組んでいらっしゃいます。
かつては、国際NGO
「ピースボート」のスタッフとして世界を9周し、
世界中をフィールドにした
スタディーツアーを企画・運営するだけでなく
小さな子どもたちにこそ
旅をしてほしいという思いから
モンテッソーリ教育の船上保育園
「ピースボート子どもの家」を実現されました。
私たちは今回、
小野寺さんが翻訳された本をきっかけとして
ご縁をいただきました。
『スローフード宣言』
〜食べることは生きること〜
著:アリス・ウォータース(海士の風)
https://amanokaze.jp/
魅力あふれるフィールドで
生き生きと活動されている小野寺さんが
大切にしていること、
いま見つめている景色について
じっくりとお伺いしたいなと思っています。
そして今回も、
その瞬間に紡がれる言葉を大切にしながら
ライブ感たっぷりにお届けいたします!
教育と地続きにある足もとのこと、
子どもたちも含めた
私たちの生き方や暮らしについて思いを寄せながら、
ひとの生きる力を育む鍵を再発見しませんか?
<ゲスト講師>
小野寺愛さん(https://www.instagram.com/aiitoonodera/)
一般社団法人そっか共同代表。大学卒業後、就職した外資系証券会社をドロップアウトしNGOピー スボートに16年間勤務。地球一周の船旅で教育プログラムを担当する中で「グローバルな課題の答え はローカルにある」「平和は子どもからはじまる」と気づき、神奈川県逗子市での地域活動に情熱を 注ぐようになる。
2017年に「海のじどうかん」を開設。小学生放課後の自然学校「黒門とびうおクラブ」、認可外保 育施設「うみのこ」、規格外野菜の買取り活動「もったいない野菜基金」などに取り組んでいる。 日本スローフード協会三浦半島支部代表、エディブルスクールヤード・ジャパンのアンバサダーとし ても執筆、通訳、講演活動を行う。翻訳本に、米国で ”オーガニックの母” と呼ばれるアリス・ウォー タースの新著『スローフード宣言~食べることは生きること』(海士の風)など。
2021年まではTokyo FM「サステナ*デイズ」にて毎週の生放送で初代パーソナリティーを務め、 SDGs(国連が定めた持続可能な開発目標)に取り組む国内外の大人と子どもたちを広く紹介した。現 在は、季刊誌「湘南スタイル」にて「湘南サステナブルアクション」を連載中。 趣味はカヌー、畑、おせっかい。逗子在住、三児の母。1978年生まれ。上智大学卒業。
<対談者>
しつもん財団理事 藤代圭一
教えるのではなく問いかけることでやる気を引き出し、考える力をはぐくむ「しつもんメンタルトレーニング」を考案、全国大会優勝チーム、アイスホッケーU14日本代表チーム、さらには地域で1勝を目指すキッズチームまで、数多くの実績を挙げている。現在はスポーツだけでなく、子どもの学力向上をめざす保護者や教育関係者に向けた講演・ワークショップをおこない、高い評価を得ている。著書に『しつもんで夢中をつくる!子どもの人生を変える好奇心の育て方』(旬報社)ほか。
開催概要

<タイトル> しつもん×探究トーク vol.15
<日 時> 2023年3月28日(火)20:00~21:30
<視聴方法> Youtube Live 限定配信
<受講料> 1,000円 → 特別無料 <後日録画受講をご希望の方は有料となります>
<主 催> 一般財団法人しつもん財団 http://shitsumon.org/