しつもん×探究トークvol.9
＜ゲスト講師＞ 橋本和典さん（kazufoto photographer）
受講料：1,000円 ※オンラインスクールでのクレジットカード決済となります。
お預かりした受講料は、しつもん財団への寄付として受けとり、
今後の運営費に充てさせていただきます。
しつもん財団では、2013年〜毎年夏休みに
学校の先生をご招待した「しつもん力研修」を行ってきました。
2019年は全国7カ所にて開催し、
300校以上の先生方が参加されました。
質問や発問という言葉の印象は、
相手への問いかけにフォーカスしがちかもしれません。
私たちのお届けする「しつもん力研修」では、
相手に問いかけるというコミュニケーションだけではなく、
自分自身に問いかけることを中心に行ってきました。
自分に問いかけ自分で答えを見つけること、
自ら課題を発見し自分で答えを見つける、
「自分と対話すること」を大切にしています。
「いま、私たちにできることは何だろう？」
2020年は新型コロナウィルスの影響を受け、
これまで継続してきた対面での研修が途絶えましたが、
今回の新しい取り組みへとつながりました。
オンライン対談
「しつもん×探究トーク」です。
ゲスト講師の方をお迎えし、
いくつかのしつもんを投げかけながら対話する時間をつくります。
時おり参加者の皆さんにも問いかけながら、
インタラクティブで創発的な場を目指しています。
その時に交わされるやり取りから
自分自身の課題へのヒントを得ていただき、
独自の創造性を生み出す問いを立て、
それぞれの現場に生かしてもらいたいと考えました。
オンライン開催のため
座席数の制限がなくなりましたので、
現場で子どもたちに関わる先生はもちろん、
教育に関わるみなさまを無料でご招待いたします。
探究×しつもん
新しい学習指導要領で注目されている「探究学習」は、
科目を超え、総合的で横断的な力を養う力を育てると記載されています。
学校で学んだことを
生きる力へとつなぐためのリアルな教育。
一人ひとりの主体性や問題意識を引き出すことも
大切な出発点となりそうです。
先生から子どもたちへの問いかけを通して、
好奇心や探究心、
何より「〜したい！」という希望が生まれ、
さらには、子どもたちが自ら
「問いを立てる力」を身につけられる環境へ
そんな先生と生徒の関わりが実現する未来を
私たちはイメージしています。
予定している「しつもん」
・どのような活動をしていますか？
・活動で大切にしていることは何ですか？
・探究することで得られることは？
等々。
当日の流れを大切にしながら対話を深めていきますので、
非構成な場に起こるライブ感もお楽しみください。
また、皆さんに投げかける「しつもん」を通して
自分との対話の時間もお届けできたらと思っております。
こんな「しつもん」にも答え合いました。
・あなたが最近、素人になった体験は何ですか？
・どんな瞬間に安心感を感じますか？
・あなたが大切にしている言葉は何ですか？
・子どもの頃に夢中になっていたことは何ですか？
等々。
『なにげない一瞬を、かけがえのない瞬間へ』
今回のゲスト講師は、
家族写真を得意とするフォトグラファー
橋本和典さんをお迎えします。
橋本さんの写真を見ると、いつもハッとします。
その被写体の輝きはもちろん、
余白にもその人らしさがあふれている写真。
同じ場所で同じ場面を見ていても、
橋本さんが切り取ったその一瞬の写真は
すごくキラキラと輝いていて、
「え！？こんなふうに見えてるんだ！！」
と、ありのままのパワーに感動します。
今回は、そんな橋本さんの『まなざし』に注目し、
大切にしている考え方や価値観などをお聴きします。
その人がそのままの自然な輝きをはなつために、
どんな関わり方をしているんだろう？
その空間では何が起きているんだろう？
そんな問いを根底におき、
対話を深めてゆきたいなとおもいます。
教育の現場で子どもたちと関わる皆さんと一緒に
大切にしたい『まなざし』や価値観を、
それぞれに探究する時間を楽しみにしております。
橋本さんが撮影した写真も
たくさん共有していただく予定です！
＜ゲスト講師＞ 橋本和典さん（kazufoto photographer）
1981-1987 大学で電子工学を専攻
1987-1997 写真関連メーカー勤務
1991-1993 モルディブ共和国青年センター写真コース講師
1997 ガーナ国立テマ技術専門学校写真学科講師
1998- フリーランスで撮影活動
「主な撮影活動」
2012年以降毎年、活動拠点の東京周辺のほか全国各都市で企画撮影会を実施
撮影実績：年間約230件（2012-2018の平均）
企業ＨＰの撮影実績50社以上（採用関連サイトなど実際の社員スタッフの撮影をメインとする）
「そのほかの主な活動」
金融庁採用パンフレット2011-2013年
財務省採用パンフレット2011-2012年
花王採用パンフレット「月の向こう側」2006年
フィットネスクラブ・カーブス会員誌2007年創刊号より主要コンテンツ担当
映画「Given～いま、ここにあるしあわせ～」に於いて動画撮影担当、スチル写真提供、2016年公開 （2017年度「日本医学ジャーナリスト協会賞」映像部門大賞受賞）
「作品提供」
石井竜也プロデュース映像「Ground Angel」へ作品提供（横浜赤レンガ倉庫2002-2004年）
アトレ吉祥寺オープンポスター６月担当「吉祥寺の100人」2010年
ＡＩ“I wanna know”PVへ作品提供 2006年
聴く、ということ。
しつもんする時に大切なことは、
相手の話を「聴く」ことです。
聴く姿勢は
心のスタンスであり、
そこには
相手を観る「眼差し」があります。
相手をどう見取り、
どのように関わり信頼関係を育んでいくか。
答えは自分（相手）の中にあることを信じ、
相手が答えたくなる空気が自然に醸成されます。
インタビューを通した関わり方や
存在の影響力にも注目していただきながら、
しつもん力を育むヒントも得ていただけますように。
＜対談者＞
しつもん財団理事 藤代圭一
教えるのではなく問いかけることでやる気を引き出し、考える力をはぐくむ「しつもんメンタルトレーニング」を考案、全国大会優勝チーム、アイスホッケーU14日本代表チーム、さらには地域で1勝を目指すキッズチームまで、数多くの実績を挙げている。現在はスポーツだけでなく、子どもの学力向上をめざす保護者や教育関係者に向けた講演・ワークショップをおこない、高い評価を得ている。著書に『しつもんで夢中をつくる！子どもの人生を変える好奇心の育て方』(旬報社)ほか。
しつもん財団 高橋香織
当財団の事務局サポートと共に、学校教育の現場にてしつもん授業をおこなう。子どもたちの目がキラキラ輝く瞬間やその変化を魅せられるたびに感動し、これはやめられないと実感。自分の中にある答えを引きだす場づくり、問いを立てる力の醸成、自分自身を知ること、対等性という支えのある環境にフォーカスしている。
開催概要
＜タイトル＞ しつもん×探究トーク vol.9
＜日時＞ 2021年6月4日（金）20:00～21:30 【終了しました】
当日のライブ視聴を見逃した方のために
動画を配信いたします。
＜受講料＞1,000円
※オンラインスクールでのクレジットカード決済となります。
お預かりした受講料は、しつもん財団への寄付として受けとり、
今後の運営費に充てさせていただきます。
＜主催＞ 一般財団法人しつもん財団 http://shitsumon.org/